--- layout: old_post title: 今日読んだ:帝王の殻 / 神林 長平 permalink: /tatsuya/show/67 ---

Amazon.co.jp: 帝王の殻: 本: 神林 長平

にゃー!読み終わったよ、1990年発行にしてはスゴい、今でも全然新鮮だと思う。

大筋をざっくり書くと.....

この "機械の副脳を育てる" ことが何故か今のインターネットとすごい被るんだよね。"副脳が自分の経験を覚えている" てのはBlogやGoogleのパーソナライズ検索を思わせるし、"副脳がネットワークで繋がっている" のははまさにインターネットの Blog/mixi/2ch......色々と連想される。

話の大筋として一人一個持つ "副悩" の他に話を大きく展開させる技術が2つ出てくるんだけど、それが

  1. 世界中の副悩を束ねる中央集権的システム
  2. 副悩と人間をダイレクトに繋ぐインターフェイス技術

の二つ

1はブロゴスフィア/wikipediaなんかが連想される、web2.0とか呼ばれている動きも近い物があるんじゃないだろうか?2はまだまだ良い例が無いけど頑張ってほしい

この "帝王の殻" は長編3部作の2作目だそうです、てことで次は3作目を読もうじゃないか。本屋行きたくなってきた。