Karakuri Framework 0.7.1 以降では、プッシュボタン、ON/OFF ボタン、スライダの3つのコントロールを利用することができます。基本的な利用手順は、次の通りです。
あとは、コントロールは自動的に描画され、自動的にユーザからの入力を受け取るようになります。
コントロールに対する入力は、あらゆる入力に優先して処理されます。
各種コントロールは、位置と大きさを指定して new した直後に、画像を指定する必要があります。コントロールのための画像は、基本的に自分で用意していただきますが、iPhone のデザインをベースにした画像が /Developer/Extras/Karakuri/images/Control Images フォルダにあらかじめ用意してありますので、これを使うと簡単です。
前述の通り、コントロールはワールドに追加しますが、コントロールの状態に変化があった場合、その変化はワールドに対して通知されます。コントロールの種類に応じて、KarakuriWorld クラスの buttonPressed() 関数、sliderValueChanged() 関数、switchStateChange() 関数がそれぞれ呼ばれますので、必要な関数をオーバーライドして、その関数内で処理を行ってください。なお、これらの関数は、必ずワールドの updateModel() 関数が呼ばれる直前に呼ばれます。