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テクスチャについて

テクスチャとして利用する画像の形式について

テクスチャとして利用する画像には、PNG 画像を利用することを推奨します。画像サイズは、1024×1024ピクセル以内でなければいけません。

画像サイズの横幅または縦幅が2の乗数 (1, 2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512, 1024) でない場合には、その画像は横方向または縦方向に余白を付け足して、もっとも近い2の乗数のサイズにしてから読み込まれます。そのため、あらかじめ2の乗数のサイズにしておく方が、メモリの無駄を省けるようになります。

テクスチャアトラスについて

Karakuri Framework は OpenGL をベースに構築されていますが、OpenGL では(DirectX でも同様ですが)、使用するテクスチャを切り替える度に一定のコストが発生します。そのため、複数の素材画像を1枚の画像にまとめて保存しておき、その画像をテクスチャとして読み込んで、部分部分を描画に使用するといった使い方が効率的です。

Karakuri Framework では、これを実現するために、テクスチャを扱うクラス KRTexture2D クラスのコンストラクタで、ひとつあたりの部品のサイズを指定することで、部分のみの描画を行なうことができます。