サウンドファイルには、22kHz モノラルの CAF (Core Audio File) 形式 (〜.caf) の利用が推奨されます。さらに容量の観点から、サイズが 1/4 になる IMA4 で圧縮されていることが望ましいと言えます。
CAF ファイルが用意できない場合には、WAV 形式か AIFF 形式のサウンドファイルを用意してください。MP3 や AAC も利用できますが、デコード処理のために CPU 負荷が高くなるだけでなく、再生終了時にプチノイズが入ったり、ループ時にギャップが生じる可能性が高くなりますので、推奨できません。
iPhone SDK がインストールされている環境下では、ターミナルから以下のように afconvert コマンドを実行する事で、適切な効果音ファイルが生成できます。
% afconvert -f caff -d ima4@22050 -c 1 [元になるオーディオファイル名] [出力対象のファイル名.caf]
なお、何らかの理由で IMA4 で圧縮しない場合には、以下のようにしてエンコードします。
% afconvert -f caff -d LEI16@22050 -c 1 [元になるオーディオファイル名] [出力対象のファイル名.caf]
いずれの例でも、ステレオでエンコードする場合には「-c 1」のオプションを取り除きます。
iPhone SDK がインストールされていない環境では、WAV か AIFF 形式のサウンドファイルを用意してください。QuickTime Player Pro を使用すると、「ファイル」-「書き出し」で IMA4 で圧縮した AIFF ファイルが作成できます。